【アドラー心理学】愛されキャラになる3ステップ・特徴を知ろう

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    今日のテーマ

    愛される人になる

    愛されキャラになりたい人はたくさんいます。

    あなたもその一人ではないでしょうか?

    今日はアドラー心理学を使って、愛されキャラになる為の3ステップを解説していきます。

    世の中では、愛に飢えている人に向けて、いろんなテクニックが紹介されています。

    そんな小手先のテクニックで愛されたら楽でいいのですが、現実はそううまくはいきません。

    結論から先に言います。

    愛に飢えている人は、愛されません。

    一度、考えてみて下さい。

    愛されたいと思う相手に、
    あなたは何をしてあげられますか?

    自分を愛していますか?

    目次

    愛する・愛されるの問題

    今日は、アドラー心理学を使って、愛される人になる為の3ステップを紹介するわ。

    愛されるための行動には、3つの段階があるってことか?

    そうそう。この3つの段階ね。

    第1段階は
    「愛されるのを待ってるだけ」

    第2段階は
    「愛されるために努力する」

    最後の第3段階で、
    「自然にみんなから愛される」

    ふーん。よくわからんが詳しく教えてくれるんだろ?

    もちろんそのつもりよ。

    「愛する・愛される」の問題は、人間の幸福感に直結する大事な話よ。

    結論を先に言うと、他人から愛されたいと願うなら、先に自分を愛する必要があるわ。

    ???  他人から愛されたいなら、自分を愛さないといけない?

    結論だけ聞いても難しいから、詳しく解説するわね。

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    愛される人は気楽じゃない

    世の中には、愛されなくて困ってる人があふれてるよな。

    そういう人から見たら、愛されちゃう人って気楽な存在なんだろうな。

    そうかも知れないわね。でも、今日のテーマは気楽な話じゃないわ。

    きつい言葉も出てくるわよ。

    えー? お姫様みたいに、みんなに愛されて気楽に生きる話じゃないのか?

    アドラー心理学では、そんな嘘くさい話はしないわよ。

    じゃあどんな話になるんだ?

    まずはファーストステップよ。

    愛されたいなら「愛の乞食になるな」という話をするわね。

    乞食‥‥

    「もらうことばかり考えるな」っていう話だわ。

    魔理沙は『愛される人』って、どんなイメージを持ってる?

    そうだな‥‥

    自分からアピールしなくても告白されたり、ちやほやされたりする人をイメージするぜ。

    特別な事はしてないのに、モテてしまうような人って感じね。

    職場や学校だったらどう?

    職場だったら、上司がすごく面倒みてくれるイメージかな。

    学校なら、先生から特に心配されたり、アドバイスされる子がいたな。

    その愛されちゃう人たちは、魔理沙から見たら「もらってばっかり」みたいな印象じゃない?

    ふむ‥‥ そんな感じかもな。

    たいして努力しなくても、愛情をもらってるように見えるな。

    そこら辺をもう少し掘り下げるわよ。

    その人たちは、本当にもらってばっかりなんだろうか?

    相手に何かを、与えているんじゃないだろうか?

    うーん‥‥?

    美人がみんなからちやほやされるのは、美しいからだよな。

    相手に何かを与えてるとしたら‥‥

    美人と一緒にいると自慢できるとか、そういう事かなぁ?

    そういう見栄や、プライドみたいなものも与えてるでしょうね。

    自分の容姿に劣等感がある人は、美人と付き合って、イケメンたちを見返してやりたいかもね。

    美人はそういう望みを叶えてあげられるから、何もしなくても「与える」ことになるのか。

    その通り。
    何もしなくても好かれるように見えるけど、実は相手に与えている。

    たしかに美人でいるだけで、他人の望みを叶える部分はあるんだぜ。

    美人は得だぜ。

    幸せかどうかは別問題だけどね。

    まぁそうだけどな。上司や先生から、可愛がられる人はどうなんだ?

    それも美人と同じね。上司や先生に、何かを与えてるはずよ。

    例えば何を与えてるんだ?

    それは色んなケースが考えられるわ。

    例えば上司だったら、やって欲しい仕事があるけど、パワハラになりそうで言えない事があるかもしれない。

    先生だったら、こんな質問をする生徒がいたらなぁ、と思いながら仕事をしてるかもしれない。

    もし、そんな期待に応える、部下や生徒がいたら‥‥

    そりゃあ気に入られるだろうな。

    言われなくても、自発的にやってくれたら助かるんだが‥‥

    俺の授業に前向きに取り組んだら、こんな質問が来るはずなんだが‥‥


    そんな期待を満たしてくれる、部下や生徒がいたら単純に嬉しいわよね。

    おう。愛されるのも当然だと思うぜ。

    私が言いたいのはこういう事よ。
    「与えるから返ってくる」

    もらってるだけに見えたとしても、実は先に相手に与えている。

    与えるから、与えられる。
    愛するから、愛される。

    なんとなくわかってきたぜ。

    愛され上手な人は「愛されるにふさわしい何か」を相手に与えてるんだな?

    そうそう。
    もらってるばかりじゃないのよ。

    愛の乞食から抜け出す

    よくある雑誌のアンケート結果を見ると、愛するより、愛されたい人の方が多いみたいね。

    そりゃそうだろう。
    愛してばっかりで愛されなかったらバカバカしいぜ。

    それは言い換えると、与えてばっかりで、お返しがなかったら腹が立つ、ということ?

    まぁ、そうだな。

    見返りを求めてしまうと、自然とそうなってしまうわね。

    見返りを求めるのは当然じゃないか?

    与えてばっかりで、何も返って来なかったら、なんか一方的に損してる感じがしちゃうぜ。

    ふふ。
    それだと目的がすり替わってるわね。

    与える目的が、相手の為ではなくて、自分の為になってしまってるわよ。

    ・・・

    純粋に相手の為に「与える」のなら、お返しなんて必要ないはずね。

    お返しを期待して与えるっていうのは「自分の為」よ。

    魔理沙も、誰かから何かをもらったとしても、お返しを強制されたら素直に喜べないでしょ?

    ‥‥頭がこんがらがってきたぜ。

    与えないと返ってこない。

    でも、お返しを期待して与えるのは間違ってる‥‥

    どうすればいいんだよ。

    わかりやすく嚙み砕くわよ。

    愛されたいと思う人って、愛が足りてないってことじゃない?

    そうだな。足りてたら愛されたいなんて思わないだろうな。

    「愛してくれ、愛してくれ」ってみんなに頼みまくって、乞食のように愛を求めれば愛されるのかな?

    無理だろうな。
    そんなんで愛されたら苦労しないぜ。

    魔理沙はさっき、一つの重要な答えにたどり着いたわ。

    愛され上手な人は「愛されるにふさわしい何か」を相手に与えている。

    うん。たしかにそうだろうと思うぜ。

    愛されるにふさわしい何か

    これを相手に与えることを、無理なく自然に出来る人が、愛される人だと考えればいいんじゃないかしら?

    あーなるほど。自然に愛をふるまっちゃうような人だな。

    たしかにそんな人がいたら、みんなから愛されるに決まってるぜ。

    見返りを求めずに、他人に与える事ができれば、第3段階の「愛される人」になれる。

    これはなかなか難しいけど、そんな人っているわよね。

    他人の為になること自体に、喜びを感じるような人は見たことあるぜ。

    たしかにその人は、見返りなんて期待してる感じじゃなかったな。

    もちろん、見返りを求める人だって愛は手に入るわ。

    愛されるにふさわしい何かを、相手に与える事ができれば愛される。

    これは第2段階ね。

    第2段階っていうと、待ってるだけの愛の乞食から抜け出した状態だな。

    愛される為に努力する第2段階。

    そうそう。第2段階の人は愛される為に努力する。

    愛されたいなら、こちらから愛するべきだと理解して、行動に移す段階ね。

    愛されるのを待ってるだけの第1段階

    愛される為には、相手に与えることが必要だと理解した第2段階

    ‥‥‥ なんとなく第2段階までは行ける気がするんだが、第3段階はハードルが高くないか?

    自然に愛される人とは?

    そう、難しいの。見返りを求めずに他人を愛するのは難しい。

    だからまずは第2段階を目指すのよ。

    愛されることを待つんじゃなくて、こちらから相手を愛しましょう。

    与えるから、返ってくる
    愛するから、愛される


    これを忘れないようにするんだな。

    その通り。でも第2段階は見返りを求めている状態ね。

    この状態では、相手からお返しが無い時に問題が発生するわ。

    与えてばっかりなのを不満に思って怒ったり、与えるのがイヤになったりするかもな。

    そんな感じで愛が不足して続かないから、最終的に目指すのは第3段階よ。

    呼吸をするように、無理なく自然に、他人を愛せる人を目指すの。

    無理なく自然に、他人を愛する為にはどうしたらいいんだ?

    自分を愛するのよ。

    自分を愛する??

    そう。愛を「お金」で例えるとわかりやすいわね。

    みんなにお金を与えようと思ったら、余るくらいにたくさん稼がないといけないわよね。

    そりゃそうだ。
    貯金が無くなったら、お金を与えるどころの話じゃないぜ。

    そうよね。
    他人にお金をあげたかったら、自分でたくさん稼がないといけない。

    「愛」も同じなのよ。

    なるほど‥‥ 自分を愛して、愛をたくさん補充して、余った分をひとにあげれば誰も困らないな。

    そう。自分を愛すれば愛するほど、まわりの人の為になって、自然と愛が返ってくるのよ。

    返って来なくたって問題ないし。

    「愛される人」ってすごいんだな。

    たしかに、みんなに愛される人って、自分を愛してる気がするぜ。

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    愛される人のまとめ

    「愛される人」になる為の道筋はだいたいわかった?

    おう、だいたいな。

    1・愛の乞食から抜け出す
    2・他人を愛する
    3・自分を愛する


    こんな感じだろ?

    そうね。簡単にまとめるとね。

    待ってるだけでは愛は手に入らないから、こちらから相手の為になるような行動をするんだな。

    そして、返って来なくても愛が不足しないように、自分を愛するんだぜ。

    そうそう。愛するとは、相手の為に行動することよ。

    ふむ‥‥‥

    霊夢の言いたい事はわかるんだが、ちょっと抽象的すぎないか?

    「相手の為に行動する」ってのはなんとなくわかるんだが、

    「自分を愛する」ってのは、具体的にどういう行動なんだ?

    たしかにちょっと曖昧ね。

    「愛する・愛される」の仕組みや構造は理解してもらえたと思うから、

    ここからはアドラー心理学を使って、もうちょっとだけ掘り下げるわね。

    自分を愛するとは?

    結論から言うわよ。

    「自分を愛する」というのは、自分に「自信を持つ」ってことなのよ。

    自信を持つ‥‥か。

    自分には能力がある、という実感ね。
    これを持てれば自分を愛せるわ。

    たしかに、自分に能力があると思えたら、自分を好きになれそうだな。

    そう。自分を愛するには「自分には能力がある」と思えないといけない。

    何か特別なスキルでも身につけろって言うのか?

    そうじゃないのよ。

    この場合の『能力』というのは、スキルや才能のことじゃないわ。

    他人と競争して勝つことや、特別な力を身につけることではないのよ。

    他人に勝つことで自信を付けたとしても、もっと強い他人が現れて、負けてしまったら意味が無くなる。

    ユニークな力を持っていても、世の中を見渡せば、もっと優れた力を持つ人はたくさんいる。

    言ってることはわかるぜ。

    他人と比べて得られる自信なんてあやふやなのよ。

    アドラー心理学では、そんな環境に依るような不確実な自信よりも、もっと根本的な実感を大切に考えるわ。

    それが『貢献感』よ。

    貢献感が自信につながる

    貢献感‥‥
    あまり耳にしない言葉だな。

    『貢献』という言葉はよく聞くけど、『貢献感』はあまり聞かないかもね。

    意味は文字通りよ。
    他人に貢献できている感覚ね。

    「わたしは他人の役に立てる」という感覚なのかな。

    そんな感じね。
    貢献とは「役に立つ」ということ。

    他人を助けたり支えたりする行動ね。

    あーー
    今日の話で言うと「他人を愛する」というのがそれにあたるんだな?

    その通り。他人に貢献することが、他人を愛するという行動なのよ。

    「他人の役に立ちたい」
    「他人に足りないものを与えたい」


    このような貢献の意思は愛と同じよ。

    愛するとは貢献すること。

    愛することが出来れば、他人に貢献できて『貢献感』が得られる。

    貢献感と同時に『自信』も得られる。

    その自信が、自分を愛することにつながっていくのか‥‥

    そうそう。
    これは恋愛だけの話じゃないのよ。

    家庭でも、学校でも、職場でも。

    いろんな共同体の中で、他人の役に立とうと努力する。

    そうすることで『自信』というものは蓄積されていくのよ。

    まぁ、わかる気がするぜ。

    自信を持てると自分が好きになる。

    もっと他人に貢献したくなる。

    自然と貢献しているうちに、自然に周りから愛が返ってくる‥‥

    愛される人とは、そういう人なのよ。

    「わたしは役に立つ人間なんだ」という自信がつくんだな。

    その通りよ。

    勉強や仕事で努力して、良い成績を残しても自信はつくかも知れない。

    でもそれは、評価してくれる人がいなかったらダメだし、上を見出したら切りが無いのよ。

    他人との競争にはゴールが無い。

    それよりも、今すぐにでも出来ることが、わたし達にはあるはずなのよ。

    目の前の人を助けたり、支えたりするんだな。

    貢献感が、自信を持つことにも、自分を愛することにもつながるのか。

    そう、アドラー心理学では、人間の幸せ=貢献感 というくらい重要よ。

    わたしはここにいてもいいんだ

    幸せ イコール 貢献感
    そこまで言い切っちゃうのか‥‥

    貢献感は『所属感』につながるのよ。

    所属感とは、共同体の中に自分の居場所を感じることね。

    「わたしはここにいてもいいんだ」と思えるような感覚よ。

    所属感ってそんなに大事なのか?

    人は居場所を求める生き物だからね。

    単体では弱い人間という動物は、長い歴史の中で、けっして一人では生き残れなかった。

    だから他人と協力して生きることを、心の奥底で強く望んでいる。

    人が集まれば共同体ができる。

    そして、その共同体の中に、自分の居場所を求めるってわけよ。

    ちょっと待て霊夢。展開が早くて理解が追い付かないぜ。

    そんなに深く考えなくても大丈夫よ。

    ひとりぼっちで生きるのは寂しいし、学校や職場で孤立しちゃったらツラいよなぁ‥‥みたいな話よ。

    ああ、そんな感じか。

    たとえば、いじめられたり、嫌われたりするのがイヤなのは、居場所を失うからなのよ。

    自分の居場所があるという感覚、つまり共同体への所属感は、

    アドラー心理学では共同体感覚と呼ばれて、最終目標にされてるくらいよ。

    へぇ。アドラー心理学の最終目標‥‥

    共同体感覚まで話し出したら終わらないから、ここら辺でやめておくわ。

    「愛される人」になる為の、具体的な行動はわかった?

    それはわかったぜ。

    目の前の人を愛するんだよな。
    助けたり、支えたりする。

    「役に立つ」と考えた方が、わかりやすいかも知れないな。

    小さなことでもいいから、面倒くさがらず、損得にこだわらず始めるのよ。

    とりあえず、自分が役に立てそうなことは、率先してやることにするぜ。

    自分の居場所は自分で作らないといけないからな。

    私もそのうち「愛される人」になっちゃうかもだぜ。

    アドラー心理学の愛を知ろう

    嫌われる勇気の徹底解説

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